常陸大宮さんちは「農業研修」にこだわります

常陸大宮さんちは「農業研修」にこだわります

常陸大宮さんちの農業研修への想い

農業とはどんな仕事なのでしょうか?
農業に従事している人はどんどん減っていて、きつい割に収入は少ない。
そんなイメージを持っている人は多いことでしょう。

新規就農者が10人いたら、5年後には3人しか残らないという話を聞いたことがあります。
この数字をどう見ますか?
企業でこの離職率だとしたら、確実にブラック企業でしょう。
起業でこの倒産率だとしたら、だいぶ生き残っていると言えます。
入学したときに10人いたクラスメートが、卒業のときに3人に減っていたら、どう思いますか?

私たちは常陸大宮さんちの仲間をクラスメートだと思っています。
年々仲間が減っていくような仕事をしているとは思いたくありません。

そういった想いから、私たちはクラスメートが減らずに増やしていくための活動をすることを決心しました。
まずは「きつい割に収入は少ない」という現状を変えなければなりません。すべての農業者が幸せに働けるように!

私たちはそういう気持ちで研修者をお迎えします。

常陸大宮さんちの農業者たち

私たちのほとんどは30~40代の新規就農者です。実家が市内の農家の人もいますし、都会からの移住者もいます。みんな就農する前は会社員として働いていました。
まったく別の場所で育ち、常陸大宮市で農業という共通の仕事を通して知り合いました。

それぞれが色々な考えを持ち、農業をしています。
有機無農薬の野菜にこだわって作っている人もいます。
地域ブランドの野菜を中心に作っている人もいます。
露地栽培と施設栽培では経営の仕方はまったく違います。
農作業にかける労働時間を決めて、残りの時間は商品加工など別の作業をして生計を立てている人もいます。
農業とひとくくりに言っても、働き方は実はちょっとずつ違うのです。

人それぞれ自分の性格に合った農業があります。
複数の種類の働き方を体験しながら、自分に合った働き方を見つけることの手助けをしたいと思っています。

農業研修をする理由やメリット

栽培技術が学べます
仕事として収入を得ているプロの技術は家庭菜園とは違います。新規就農者が独学で就農するのと、先人の知識経験を勉強した上での就農とでは、明らかに違います。
但し、学ぶ量はそれほど多くないので、研修の期間は3か月くらいでいいかもしれません。1年間ですと長すぎるとも言えます。

どれだけ農業が好きか分かります
「好き」にもレベルがあります。
1日だけの農業なら、ほとんどの人が「好き」です。外で体を動かすのは気持ち良いですし、自然と触れ合うと心がリフレッシュされます。
1週間だったらどうでしょうか。農業というのは、ほとんどは単調な作業です。ナス農家なら、収穫して、葉っぱの処理をして、再び収穫してという繰り返しです。
1日なら楽しいですが、1週間同じ作業が続いても農業が「好き」と言えるでしょうか。
1週間は大丈夫だという人も1年ならどうでしょうか。
研修を通して、自分がどれだけ農業が「好き」か知ることができます。
最近は田舎暮らしに憧れる人が多いと聞いています。新規就農者の中にはそういう人もいて、実は農業がしたいのではなく、田舎暮らしがしたい人もいます。自分自身が本当は何をしたいのかを知ることができます。

体にかかる負担が分かります
上記「どれだけ農業が好きか」と同じで、1日ではこなせる農作業も1週間、1年間と続くとどうでしょう?
自分の体がどれだけ「農作業」をできるか知ることができます。

自営業としての経営が学べます
研修先にもよりますが、経営を学べます。
専業農家は自営業です。給与を貰う仕事ではなく、自分で稼ぐ仕事です。
専業農家での研修であれば、自営業の感覚を学ぶことができるでしょう。
ただ注意するのは研修先です。自治体が運営している研修先、農業学校、専業農家ではない農家では深い経営まで学べるケースは少ないと思います。

研修に来て頂いた全ての人に、満足して頂くために心掛けていること

農業技術だけでなく、田舎生活も体験してもらいます
無料の宿舎をご用意しています。自炊をすることや、地域に溶け込みながら生活すること、リアルな田舎生活も含めての農業です。

複数の農業形態を学べます
1人の農業者に7日間学ぶよりも、7人の農業者に1日ずつ学ぶ方が、学べることは多いです。
色々な経験は、自身の作物の好みを知ることにもなります。
一発ものが好きで、成りものが嫌いとかです(収穫したら後に残らないハクサイ・ダイコンなどが一発もの。トマト・ナスなど、一つの木から幾つも収穫するものが、成りもの)。

ご自身ですべて管理する農地をお貸しできます
三か月以上の長期に渡る研修の方には、希望により農地をお貸しすることもできます。
一番の勉強は自分だけの力ですべての工程をやることです。人から教えてもらう研修よりも、ゼロから始める畑のほうが、より多くのことを教えてくれます。
週に1日はご自身の畑に集中できる日を作ります。ご自身だけの力で売上を上げてください。
研修中から農作物を作ってお金を生み出しましょう。言われた作業をするだけではない研修。それがより早くより深く農業技術を身につけることと信じています。

深い経営を学べます
専業農家のところで研修すれば、経営の話も聞ける可能性はあります。でも一般的にはそういう話をしない農家も多いと思います。
生産技術と同じくらい販路の開拓は重要だという認識をほぼすべての農業者が持っています。私たちは生産から販路の開拓まで、経営に関わる話も深くしていきたいと思います。

将来のビジョンを持てること、ビジョンの話ができること
就農するにあたって、どういった作物をどういった形態で栽培するか、数年後にはどの規模でやっていたいかの将来のビジョンを持つことが重要です。
まだ明確なビジョンを持っていなくても研修をしていくうちに見つけていけばいいのです。
私たちは将来のビジョンの話もしたいと思っています。

研修の先、一緒に仕事ができること
研修後に市内での就農をご希望でしたら、お住まいや倉庫、農地の準備を全面的にバックアップします。
農業を始めるのは大きなこと。農機具を揃えたり、地域での関係づくりも大切です。
私たちは精一杯仲間を助けます。

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