大きくなってしまったキュウリも美味しく

夏も終わりに差し掛かっていますが、キュウリの収穫はまだまだ続きます。

調理せずにそのまま食べられるキュウリは、子どもから大人まで大人気。旬の夏だけでなく、一年中欠かせない野菜ですよね。

 

本日、ご紹介してくださるのは、常陸大宮さんちに野菜を出荷してくださっている農家の会沢勝美さんです。

 

収穫できるのは1カ月

 

9月の中旬以降に収穫する予定のキュウリたちは、今はこれくらい。

一つの苗から収穫できる期間は約1カ月。ひと夏を通して出荷するためには、種まきを1カ月ずつずらして3回に分けて生育させる必要があります。

 

小さいキュウリ

 

実になりたての小さくて可愛らしいキュウリは、高級料理のちょっとした付け合わせや飾り付けに重宝されるそう。

 

大きいキュウリ

 

大きくなったキュウリは、種ができ始め、皮も硬く、味も薄く、一般的に好まれません。

夏場はあっという間にキュウリが成長するので、知らない間に大きくなってしまっていることも多いそう。

そんなとき、会沢さんのご自宅では、細く刻んで食べることにしているそうです。

刻んでしまえば、少々の種は気になりません。

 

そして特におすすめするのが、冷やし中華。

冷やし中華のタレと一緒に食べれば、味の薄さも気になりません。むしろスカスカした味の大きいキュウリの方が清涼感は増すとも。

 

初秋まで息の長いキュウリ。

常陸大宮市では10月上旬まで収穫することができます。