農業研修 – 有機無農薬栽培農家の一日
常陸大宮さんちでは農業研修の受け入れを行っています。
遠方にお住まいの方でもご安心ください。農業研修であれば、私たちが運営している宿に無料で宿泊し、その宿を拠点として周辺の複数の農家で農業研修・農業体験を受けることができます。
今日はその農家の中の一つ、有機無農薬栽培コトコトファームさんの一日の作業の様子をお伝えします。
夏場の出勤は朝6時
農園主の古東篤さんです。
朝6時の出勤となると、起床時間は…。
まずは朝の収穫から。これは、ナスとオクラ。
小一時間ほどの収穫を終えたあとは、散水ホースの後片付け。
今年は雨が少なく、散水ホースの出番が多くて大変とのことです。
次は、ズッキーニの受粉作業。
そして農場の草刈り。
暑さが厳しさを増す10時半頃。長めの休憩です。
定植したばかりの苗が弱っているのを発見した古東さん、予定を変更して遮光シートでトンネル掛けの作業をします。
作物の状態を見て臨機応変に作業を変えていくのは重要なスキルです。
今日の天気予報は曇りですが、なかなか曇りません。
「今年の天気予報は当たらないねえ」とポロっと一言。
お昼の休憩は休憩?
午後の作業開始は3時から。たっぷり3時間の休憩です。
「休憩の間に、近くのホームセンターで資材買ってくる」と動きっぱなしの古東さん。
それだと休憩って言わないですよね。という言葉は言わないでおきましょう。
午後の最初の作業は、播種したばかりの冬ニンジンの圃場に水撒きです。
水道の水をタンクに溜めている間に草刈りをし、散水している間にトラクターで畑を耕します。ちょっとした時間も無駄にしません。
そして今日使用した農機具の掃除です。ハンマーナイフを高圧洗浄で綺麗に。
このあと育苗セルトレイに種を播く作業があり、今日は終了。終わったのは夕方6時半でした。
有機無農薬栽培をしている農家は少量多品目の作物を扱っていることが多く、作物の数に比例して、作業の種類も増えます。今日一日で何種類の作業があったでしょう。
研修で体験できるのは、作業内容だけではなく、暑さや疲れといった体にかかる負担も。
それは本の勉強や、人の話を聞いただけでは決して分からないこと。
茨城県北部に位置する常陸大宮市は、関東平野と関東北部山地の境にあり、農業に適した平野と山の産物の両方を持っています。
農業の興味がある方、常陸大宮さんちで農業研修はいかがですか?
ご連絡を心よりお待ちしております。