皮むき間伐イベントの準備進んでいます
皮むき間伐という間伐方法をご存知ですか?
夏場に木の樹皮を剥ぐことにより、水分を葉に送ることができなくなった木を立ち枯れさせる間伐方法です。
大型機械を必要とせず間伐ができ、力のない子ども・女性・高齢者の方でも気軽に森と親しんでもらうことができます。
本日は、5月に開催される「皮むき間伐イベント」の準備に同行させていただきました。
主催の松原功さんと、山林の持ち主の堀江克己さんです。
松原功さんは「500年続く森作り」を目指して活動しており、常陸大宮市に欠かせない存在です。今後ここの記事で度々目にすることになるでしょう。色々と特集したいところですが、詳しい紹介はまた別の機会に。
まず間伐を予定している山林全体を歩きます。
藤です。この曲線はちょっとした芸術品、玄関に飾っても良し。
イワウチワという野草です。
皮むき間伐の予定地はイワウチワの群生地のすぐ横。
5月の頃には咲いていないとのこと。来年は4月にイワウチワの観察イベントでも開催したら面白いかもしれませんね。
植物の散策もしつつ、全体を把握したところで、次にスズランテープで間伐をする場所の区画分けをしました。
下から上まで100mほどの斜面を3往復。良い汗をかいてしまいました。
今日はここまで。2時間ほどの作業でした。
森は私たちに心の豊かさを届けてくれます。
夏の暑い日、森の中の涼しさに感動を覚えたことはありませんか?
木の食器でご飯を食べると、穏やかな気持ちになりませんか?
皮むき間伐を通して、もっと森と親しんでほしい。
それでは、みなさまのご参加お待ちしております!