天日干しのほしいもと、冬の日照不足
今はほしいも作りの真っ最中。常陸大宮さんちのほしいも作りは2年目を迎えました。
去年より良い商品を。
去年よりお客さまのご要望に応えられるように。
その想いで一年間準備を整えてきました。
今年から贈答用を始めました
今年から贈答用の化粧箱をご用意しました。
(今年度の時期は過ぎてしまいましたが)お歳暮やお年賀に。日頃の感謝のお礼に。
「どうくつ熟成の干しいも」が3袋入っていまして、2900円です。
多くの化粧箱を調べました。そんな中でクリーム色の化粧箱に一言シールを貼る。これが一番良いと思いました。
それはほしいもという商品の観点からも、お値段の観点からも。
「ほしいもを贈答用に」
という方がいらっしゃいましたら、是非お声掛けくださいませ。
日照不足
暖冬の影響でブロッコリーが例年の半額。そんなニュースを見かけました。
ポカポカと暖かい日が続くのが暖冬だと思っていたら大違い。2日晴れては、次の2日は曇りか雨。今年は日照不足に見舞われています。
日照不足は、天日干しのほしいも農家にとっては大敵。商品の出来を大きく左右します。
毎日天気予報をチェックし、美味しく仕上がる日を見定めます。明日明後日の天気だけではなく、5日後の天気まで。
3日後の予報が晴れに変わり、急遽翌日に仕事を入れることも。急な仕事にも来てくれるおばちゃん方々に感謝の毎日です。
不便を不便のままに
ほしいもが作れないのは、生活を左右するとても重要なこと。
日照不足の問題は、乾燥機を使えば解決できます。機械の力を借りれば、解決はできるのです。
乾燥機だから美味しいほしいもが作れないなんてことはありません。むしろ天気が悪い日の天日干しより美味しいほしいもが作れるのではないでしょうか。
でも、常陸大宮さんちは、悪い天気をそのまま受け入れることにしました。
不便を不便のままに受け入れます。
便利が今の豊かな暮らしを支えていることは承知しつつ、ほしいも作りでは天気に左右される不便さを感じていきたいのです。
便利で完璧な社会は、完璧であるが故に窮屈に感じてしまうことも。
不便を受け入れる余裕を持ちたい。
常陸大宮さんちのほしいもはそんな商品です。