西塩子の回り舞台が早くも始動!
常陸大宮市の西塩子地区で3年に1度開かれる「西塩子の回り舞台」。2年後の10月には、第8回定期公演が開催されます。
「西塩子の回り舞台」は、茨城県常陸大宮市西塩子地区に伝えられてきた日本最古の組立式農村歌舞伎舞台です。
(↑去年開催された第7回定期公演の様子)
2年後の公演に向けた会議が、今始まりました。
参加メンバー
・西塩子の回り舞台保存会
・市議会議員
・大学教授
・10年前に小学生だった役者(が成人して運営側に!)
かつては幼かった子どもが大人になって、地域に戻ってきてくれました。古参の保存会の役員の皆さんは感無量です。お祭りは世代を繋ぐ役割も担っています。
お祭りの光と影
回り舞台の子ども公演は、子どもの成長に。
お祭りの活気と屋台は、子ども心に残る良き思い出に。
その開催・運営は、人々の交流を盛んにし、地域を賑やかに。
良いことづくしの一見華やかなお祭りにも、課題は山積みでした。
色々な意見はありますが、問題の元を辿ると、
・お祭りの開催費用の問題
・舞台で演じる役者不足の問題
この2つに集約されるようです。
今回の会議では、2つの問題の認識確認。次回会議では、問題解決に向け、各自アイデアを持ち寄ります。
お祭りと地域おこし
地域外の来場者の方々に来ていただくことは、お祭りそのものを楽しんでいただくことでもあり、常陸大宮市という町を知ってもらうためでもあります。
田舎と都会を結ぶ架け橋のようなお祭りになれるよう。
参加メンバー全員が、町の誇りをかけて、最高のお祭りを目指しています。
西塩子の回り舞台保存会公式ホームページ:http://mawari-butai.jpn.org/