キノコ農家でキノコ植菌体験

シイタケは常陸大宮市の特産品。常陸大宮の原木シイタケを見て、「こんな大きいシイタケ、見たこともない」というお客様の声も少なくありません。

常陸大宮さんちでは、そんなシイタケ栽培の体験を用意しています。

今回はその体験の様子をご紹介します。

講師は農家の桑名輝美さんです。

 

まずはキノコ栽培の簡単な説明

 

栽培に適した木や、春夏秋冬それぞれ季節における作業の話をしてもらいました。

種駒(キノコの菌)を植えるのは、3~4月頃。暖かくなり雑菌が増える前に目的とするキノコの菌を繁殖させる必要があるのでこの時期だそう。

 

種駒の植え付け体験

 

ドリルで穴をあけた原木に、種駒をトンカチでトントンと打ち込みます。

忙しい時は一日に1万個の種駒を植えるとのことで、標準的なサラリーマンの労働時間で換算すると、だいたい3秒に1つを植える計算になります。

 

キノコの圃場を覗いてみましょう

 

木漏れ日の森の中のシイタケの圃場はとても幻想的です。

 

植菌した原木を仮置きし、菌糸を活着させます。

 

活着した時期を見計らい、本伏せをします。

あとは2夏を越したのちの収穫まで、辛抱強く待ちましょう。

 

茨城県北部に位置する常陸大宮市は、関東北部山地の入り口にあたり、山の幸の恵まれています。
常陸大宮の森は、外からでは分かりませんが、ひとたび中に入ると、このようなキノコの圃場が多く見られる森なのでした。

 

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