新タマネギのワカメサラダで血液をサラサラに

春の今の時期しか食べられない新タマネギ。

生でシャキシャキとサラダに。火を通してトロっと蒸し物や炒め物に。みずみずしさを味わえる料理で食べたいですよね。

 

動脈硬化の防止や血糖値を下げる効果のあるタマネギ。

女性は更年期になり、ホルモンバランスが崩れると、血の巡りが悪くなってきます。そんなときには新タマネギを。

 

本日、ご紹介してくださるのは、常陸大宮さんちに野菜を出荷してくださっている農家の会沢勝美さん。

地元でも評判のタマネギ作りの名人です。

 

冬越し野菜の一番手、新タマネギ

春になると、南の方から順々に春野菜が全国に出回るようになりますが、茨城県の北部に位置する常陸大宮市は、野菜の出荷時期が少々遅くなります。

そんな中で、他の野菜より一足早く出荷されるのが、新タマネギです。

 

タマネギは前年の秋に種を播き、少しだけ葉を伸ばした状態で冬を迎え、成長を止めた状態で春を待ちます。暖かくなると、他の野菜より早く成長を始めます。

厳しい冬を耐え抜いた分、一足早く成長できるタマネギ。苦労は報われるということですね!

 

早生品種のタマネギが収穫を迎えています。

タマネギは3月のお彼岸の時期を過ぎ、気温が上昇してくると、根や葉の数が増えていきます。

葉の数が増えなくなると、茎が空洞化し始め、葉自体の重さを支え切れなくなり、倒れだします。

葉が倒れているのは、成長しきったという、食べ頃の合図。

食べ頃のタマネギの薄皮は簡単に剥がれるので、スーパーで選ぶ際には、薄皮の具合を見るのも良いでしょう。

 

 

ワカメと一緒に、サラダで!

調理してくださるのは、会沢勝美さんの奥様、たか子さん。

免疫機能を高める効果のあるワカメと一緒にいただきましょう。

 

収穫したばかりの新タマネギをスライス。

 

色合いを鮮やかにする二十日大根。

 

塩でよくもみます。

 

塩を洗い流す程度に水にさらします。

だいたい十秒くらい。

長く水にさらすと、血液サラサラ効果の成分「硫化アリル」が分解されてしまうので、さっと済ませます。

 

水分をよく切って、ボールへ。

 

刻んだワカメを加え、よく混ぜて盛り付け。

タマネギに残った水分は、ワカメが吸ってくれます。

 

おすすめは、マヨネーズとポン酢。

新タマネギのみずみずしい甘さに、マヨネーズのクリーミーさ、ポン酢の酸っぱさが、お互いにお互いを引き立て合います。

 

かつおぶしと醤油でも美味しいですよ。

 

収穫から調理まで、わずか15分でした。

暑くなってきた毎日の夕飯に、新タマネギのワカメサラダはいかがですか?