スナップエンドウ、胃腸の働きが弱い人におすすめ
じわじわと人気が出つつあるスナップエンドウ。家庭菜園で作る人も年々増えています。
スーパーで見かけることも多く、全国の収穫量は右肩上がり。
スナップエンドウの新芽は「豆苗」、さやが膨らむ前は「絹さや」、実が育ってくると「グリーンピース」、全てエンドウと呼ばれる種から収穫されます。知っていましたか?
新タマネギと並ぶ、春の代表野菜
スナップエンドウは新タマネギと同じで、冬越しをして春に収穫を迎えます。
初春に苗を植えて育てるやり方もありますが、冬越しした苗の方が美味しさも収穫量も格段に上。冬の間を耐え抜いた苗は、根の張りが全然違います。
スナップエンドウに含まれるビタミンB1は、炭水化物(糖質)の代謝を助けてエネルギーをつくり出します。
胃や腸の働きが弱い方は、消化吸収機能が弱く、エネルギー不足になりがち。疲れやすい体質の方や、腎臓の働きが弱く、むくみや下痢気味体質の方にもおすすめです。
本日、ご紹介くださるのは佐藤久美子さん。
顔出し遠慮したいとのことで、後ろ姿で。
スナップエンドウを茹でるだけ!
「簡単な食べ方しかご紹介できませんけど」
と佐藤さん。茹でてそのまま食べるのが手軽で一番美味しいそうです。
たくさんのスナップエンドウが採れました。
さっそく、調理しましょう。
まずはスジを取ります。
かぶるくらいのお湯で塩茹でにします。
このときに油をスプーンで一杯くらい入れると、表面が油でコーティングされ、冷めても美味しく食べられるそう。
茹でる時間は1分から1分半。茹で時間は味見をして確認してください。固すぎても柔らかすぎても、味がまったく変わってきます。
出来上がり!
一度冷水に通す人もいますが、佐藤さんは温かいまま。冷やすかどうかはお好みで。
マヨネーズと醤油でいただきます。
ポリポリっとした歯ごたえのある食感。噛んだ瞬間、スナップエンドウのジューシーな甘みが口の中に広がります。
佐藤さんの旦那様は、お酒のおつまみでもよく食べるそう。
収穫から調理まで20分くらい。
あと一品のおかずに、茹でスナップエンドウはいかかですか?