2023年6月24日の当農園を全部紹介

本日は当農園をぐるっと一回り。似たような写真ばかりの内容になってしまっていて、ちょっとお見苦しいかもしれませんが、お伝えします。

すべて6月24日の様子です。

 

米(水稲)

当農園の地区は、ほぼ全戸が水田を作っている稲作地域です。

地主さんの高齢化が進み、耕作を頼まれるうちに最初2枚だった水田が、今は5枚になりました。

 

①クロ(隣の水田との境の仕切りコンクリート)に隙間があり、水がよく洩れる水田。除草剤が効かないという失敗もたびたび。しっかりクロの隙間を埋める必要があります。土にひび割れも入っているので、中干しもうまくいっているようです。26a。

 

②地盤沈下でクロが下がっていて、お隣の水田の水が流れ込む中干しが難しい水田。中干しができず根張りが悪いようで、収穫期によく倒伏します。

あと土手が長く、モグラに穴を掘られて、知らないうちに水が抜けていたこともあります。20a。

 

以上2枚の水田は6年前から借りていて、計46a。

 

③借りた当初から水田内に雑草がほとんど生えない優秀な水田。

初期除草剤の1回だけの除草で済みます。経費を抑えることができるので、非常に助かります。24a。

 

④地域住民が集まって田んぼの草刈りを行うとき、集合場所となる十字路にある水田。

油断をするとあっという間に水が抜けます。水路の本流に近くゴミもよく流れてくるため、取水口にゴミが詰まって水の流入が停止することもあります。いつの間にかカラカラになっていることも多い危険な水田です。

通行人が多く、人目に付く水田であり、草刈りを絶対に疎かにできない、力量を試されている水田です。

今年は蛇が巣を作っています。12a。

 

⑤水田の面積は少なく、土手の面積は広い。土手の草刈りが大変な水田です。

『割に合わない』とか文句は言わず腐らずこういうところを管理してこそ地域の人たちに認められるというもの。

よそ者だからこういう水田しか借りられないとか、押し付けられているとかそういうことでは決してなく、たまたまこの水田だったというだけのこと。

嫌な仕事をやってこそ周りからも評価されることもあるので、色々含めてプラスマイナスゼロ。10a

 

以上3枚は、3年前から借りています。

 

計5枚の水田。水が抜けやすい水田、水が抜けにくい水田。理由は色々あり、それぞれ癖をつかむまでは失敗もします。癖をつかんでも、今でも失敗しますが。

 

トウモロコシ

トウモロコシは今年から栽培を始めました。

まずはお試し栽培。

黄色、白色、黄色白色ミックス、紫色の4種類のトウモロコシ。

3月下旬から6月上旬にかけて、約100粒×4種類を、7回に分けて播種しました。全部で2500粒程度。広さは6~7畝。

 

黄色、白色、黄色白色ミックス。

 

紫トウモロコシ(品種名:大和ルージュ)。

背丈は2mを超えました。そういう品種だそうです。

ノズルを上に向けての殺虫剤散布が難しいので困っています。ドローンで散布したいです。

 

初回播種分はそろそろ収穫の時期です。

 

サツマイモ

当農園の主力商品です。

 

①イノシシに荒らされる前に早く収穫するため、森に近いこの畑から先に植えました。ここは電柵は必須。いつも7月の終わり頃から8月にかけてイノシシはやってきます。タケノコがなくなり、秋の実がまだ実らない、山の食糧の空白期にやってきます。品種は紅あずま。約10a。

 

ひばりの巣がありました。数日後にはなくなっていたので、残念ながら、やられたようです。

 

野生動物にもほじくられていました。プロのハンターによるとイノシシではなく、タヌキやアナグマの類だそうです。私はイノシシだと思っていました。

森のそばは、やはり色々危険です。

 

②早出しの9月に収穫したいので、アヅミン(腐植酸)を投入しました。肥料にお金をかけた畑です。品種は紅はるか。約10a。

 

③一番面積の大きい畑。傾斜があり水はけが良く、日当たりも良いです。県道12号線に面していて、多くの人から見える位置にある自慢の畑。品種は紅はるか。約55a

 

④もともとは雑草ばかりだった畑。雑草ばかりだから悪いということもなく、むしろ雑草の根で土が耕されており、良いサツマイモができたように思えます。新しい気づきのあった畑。3人の地主さんの畑をまとめて1つのように使っています。私の自宅から遠い場所にあるのでまとめて奥畑と呼んでいます。品種は紅はるか。35a。

 

⑤L字型の畑。奥行きがあり、けっこう広いです。品種は紅はるか。27a。

 

⑥竹藪に隣接している畑。初めてイノシシに入られたのがこの畑なので要注意です。竹藪はイノシシロードだと分かりました。品種は紅はるか。7a。

 

⑦珍しい品種を植えた畑。安納芋、シルクスイート、ほしあかね、種子島紫、あまはづき。紅あずまはここにも少し。除草剤がバッチリ効いています。9a。

 

安納芋。葉は少し紫がかっています。

 

シルクスイート。葉は鮮やかな黄緑色です。

 

ほしあかね。葉はカエデ型。果肉は橙色のサツマイモです。少々生育が遅いです。

 

種子島紫。葉はカエデ型。表皮は白く、果肉は紫色のサツマイモです。

 

あまはづき。今年から正式に登録された品種だそうです。特徴としては、収穫後の熟成期間を必要とせずに高い糖度のあるサツマイモだそうです。果肉はねっとりの紅はるか系。ただ糖度が高いため腐りやすいという難点もあるそう。生育はとても速いです。

 

⑧今年から借りた畑。地主さんの話によると10年間くらい作付けをしていなかったらしく、養分が少ないと思われる畑。最終的にどうなるかちょっと心配。品種は紅はるか。約23a。

 

お化けかぼちゃ

アトランティックジャイアントという品種で、巨大な実を付けるかぼちゃの畑。

 

9月に市内で開催される『お化けかぼちゃコンテスト』用です。今年のスローガンは『100-100』。100キロ越え、100個以上の出品という意味です。

ここ数年100キロ超えの出品がないので、是非とも作りたいところ。重量部門1位目指します。

大きく育ったかぼちゃの運び出しは地獄の作業です。

 

今はまだこんなにちっちゃいです。

 

休耕畑

当農園のサツマイモは1年ごとの栽培。1年休ませて1年栽培する周期ですので、半分の畑は休耕状態となります。

 

トウモロコシの栽培が軌道に乗ってくれば休耕はせず、サツマイモとトウモロコシの輪作にしていきたいと思っています。サツマイモとトウモロコシの輪作は非常に相性が良いと言われています。

 

ふりかえり

いかがでしたでしょうか?

今日ご紹介していない畑もあります。そこは1年作付けしてみて、サツマイモの栽培に適していなかったため、地主さんにお返しした畑とかです。栽培が難しいと思ったら迷わず切り捨てることも重要な決断のように思えます。

 

この記事を作成したのは7月3日で、写真より10日ほど経っています。トウモロコシの出荷が始まり、地元の直売所での評判もまずまずでして、否が応でも期待は高まってきました。

 

圃場をぐるっと一周回って写真を撮って、かつての失敗の思い出や、成功の喜びをかみしめることになった農園紹介でした。