ありがとう、5月!
常陸大宮さんちの一年のうち、仕事漬けになる時期が4か月ほどあります。
作付けの5月。
収穫の10月、11月。
干しいもの12月。
この4か月間は、他のことをやる余裕がありません。
忙しくもあり、楽しくもあった怒涛の2023年5月の農作業を振り返ります。
ありがとう、昨年の経験!
(切れに切れまくれるサツマイモの苗たち)
今年はサツマイモの苗作りが、非常にうまくいきました。
昨年の初回採苗が5月15日頃だったところ、今年は2週間ほど早い5月の初めから採苗することができたのです!
昨年は、同じように育苗している師匠と私で、生育に差が出てしまいました。
師匠の方の生育が良く、その理由は分かりませんでした。
苗床の気候・気温はほぼ一緒。ビニールハウス等の保温の手段もほぼ一緒。肥料の分量もほぼ一緒。
種芋を伏せ込んだ時期は、師匠の方が一週間遅いくらいでした。
何が師匠と違ったかと思い当たるのは、水。
師匠の苗床は自宅の敷地内にあり、水道から潤沢な水の供給。一方で私の苗床は自宅から離れた場所にあり、そばに水道がありません。タンクに水を積み、軽トラで水やりに行きます。忙しいときは、水やりの頻度が減る傾向にありました。
今年は意識して水やりの回数を増やしました。その結果、成功に繋がったと思います。
ありがとう、天気!
(ばっちり活着しているサツマイモの苗たち)
今年は本当に天気に恵まれました。
適度に晴れて適度に雨が降りました。極端に暑い日もありませんでした。
これはサツマイモの苗を植えるのに最適な天候。植えた苗がすぐに活着してくれる理想的な天気が一か月間続きました。
ありがとう、カメラマン!
ゴールデンウィークを利用して、友人のアマチュアカメラマンが写真・動画の撮影に来てくれました。
これから毎月撮影に来てくれる予定で、一年の作業風景を映像にまとめてくれます。
そしてその映像は直売所にて流します。
(5月5日頃のトウモロコシ)
(5月5日頃に植えたサツマイモ苗)
ありがとう、後輩!
県外に住んでいる後輩が、住み込みで一週間農作業を手伝ってくれました。
作業速度が2倍にも3倍にもなり、本当に助かりました。誰かと作業をすると疲れも溜まりにくく、最後の力をここ一番のときまで温存できます。
(田んぼの草刈り)
(サツマイモの苗移植)
(直売所看板のニス塗り)
一か月のうち10日間くらいは知り合いが泊まりに来ていた5月でした。
作業の進み具合も順調で、さあこの調子で6月も頑張ります!
(最後に)今年から始めたトウモロコシもぐんぐん成長中。5月29日(3月21日播種)の様子